哲学者の憂鬱






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2007年03月08日(Thu)
哲学者の憂鬱
現実感が無い。

自分がここにいる、という感覚が無い。

あるのは「浮いた」感覚。

誰とも分かりきれない。

60億の人間、その一切と相容れない存在。 それが自分だ。


絶対的な孤独。 すでにズレている。

”私”はここにはいない。

たとえるなら、夢。 そう、夢を見ている。 それが夢とも分からぬ夢だ。

眠り続け

眠り続けている、永遠の昔から。

夢の中で戯れる道化か。


体と魂のシンクロ率が悪い。

5mm浮いた感覚。

○○○(私の本名)という自動人形が動くさまを、”私”は少し離れたところから傍観している。

映画を見ているみたいだ。 ごく退屈な日常映画。 たまにイベントがあって、あとは毎日同じことのくり返し。 ただ一つ笑える点があるとすれば、映画の中の主人公は、その退屈なくり返しを素晴らしいと思っている滑稽さ。 自身の滑稽さにすら気づかぬ主人公の愚かさ。

憂鬱の気があるのか。
――それとも、真実に近いのか。

哲学者の憂鬱。

太りすぎの巨像は自身の体重でその身を滅ぼす。 肥大した思考はその身に破滅を招く。

あるいは哲学的自殺の発端か。


一切は虚構だ。

壮大なる山、海、川。
・・・その風景に写真を貼り付けたのと何の違いがあろう?


ああ、本当は分かっている。
――「この世界」に私の求めているモノは無い

   ソレを『たどり着けぬモノ』と名づける。

ならば再び流転を? いや、無意味だ。次の生においても同じ結果になることは目に見えている。

それでも手がかりは見つけているのだ。
――ならば、それを追うべきでは?

どうやら勘違いしていたようだ。
『真実(ソレ)』は、探し、見つける対象ではない。

(既に言っていた通り)
  求めに求め、掴み取るべきもの。

   ソレを『たどり着くべき場所』と名づける。

ならば、求めよ。 さらば与えられん。

何を戸惑う? 何をためらう? 何を迷う?

再び偽者をつかむ不安?
――そんなもの、何百と経験してきたことだろう?

未知のものに飛び込む不安?
――それを恐れていれば、現状維持あるのみだ

無限の輪廻の果てに見えた真実の尻尾。
――追え、追え、追え

逃せば永遠の業火に沈む。
――もう時間は無い。


――本当は分かっているはずだ。 何を求めるべきかを。

分かっている、分かりきっている、分かっているはずなのに、なぜ分からない???

―――掴め、掴め、掴め

どうやって? その方法を知りたい。

――その方法はとっくに教えた

そういえば、そうだった。


進め、たのむから進んでくれ。


壊れたロボットは動かない。 動かすには・・・何か力が必要だ。


分かっている、また明日には同じような毎日のくり返しだ。
――それこそが最も恐るべきこと。

分からない、自分が分からない。

完全なる自己矛盾。

全力で求めている自分と、全く動こうとしない自分。

――真実のドアは目の前にある。

あとは、そう。開くだけ。
――だから開け。

開け開け開け開け開け。 他の誰でもない、おまえ自身の手で。


動かぬ自分を全力で押し出す。

分からない。誰が押しているのか。

分からない。誰が押されているのか。

分かっているのは、私は今すぐにでも動かねばならないということ。
それでも私は全く動こうとしないという悲劇。

動け。

動け。

動け。

たのむから、動け。


   



中の人:アージー



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